WORKS

リアルタイムで興味を引く、思わず見てしまうコンテンツ作り

CLIENT : 尼崎市公営企業局ボートレース事業部
  • YouTube配信

OVERVIEW

ボートレース尼崎のYoutubeライブ配信である「尼崎特命部長永島」と「AMAGASAKI STARS PROJECT」のストーリー性のある2つのコンテンツを通してライブ予想を盛り上げ、既存ファンの定着化および新規潜在層へのアプローチ、電話投票による売上目標の達成を実現しました。

POINT

  1. ライブ配信で「ストーリー性」をプラスした新たな予想番組を展開しファンを拡大。
  2. 臨場感と参加度の高い企画内容で飽きさせず、固定ファンをつかみ長寿番組化も実現。
プロジェクト担当者 大阪本社S.Nさん

オリジナリティのあるコンテンツを立ち上げファンを囲込む

──Youtubeのライブ配信を使ってのプロジェクトですね、概要を教えてください。
ボートレース尼崎のレースを配信してプラス予想するという番組を継続的に全レースでやっていまして、その配信企画一つとして「尼崎特命部長永島」と「AMAGASAKI STARS PROJECT」の2番組を制作しました。「尼崎特命部長永島」は架空の証券会社の営業部が舞台という設定、「AMAGASAKI STARS PROJECT」はオリジナルユニットをオーディション形式で決定するという、それぞれストーリー性やリアルでドラマティックな展開を入れ込み、愛着や共感を生むよう狙いました。
──なるほど、それでは、「尼崎特命部長永島」のストーリー性について教えてください。
特命部長の永島は、同名のボートレースタレントさんで業界では知名度の高い人ですね、これが主人公です。あとは元子役のタレントさんを中心としたレギュラーメンバー数人で組んでいます。「AMGセンプル証券」尼崎支店を舞台に、売上向上を目指してやっていますね。オッズが流れるタイミングがあるんですが、それを「投資タイム」と呼んでお客さんに購入を促す演出であったり、また成績が良かった人は昇進したりします。特命部長もどんどん成績が上がって、今は支店長兼エリアマネージャーですから。重役の視察という設定でそれっぽい大物ゲストを呼んだり、海外支店から来た刺客は有名タレントだったりと変化もつけています。
──続いて、「AMAGASAKI STARS PROJECT」のストーリー性について教えてください。
シーズン1は、オーディション番組風の作りにしまして、12人女の子たちの中から、共演者や企画サイド、さらに視聴者の意見をポイント制にして、最終6人を正式メンバーとして選抜するような形ですね。メンバーが半分になるドラマ感と応募フォームを使った投票による参加型で、盛り上げる仕組みづくりに注力しました。シーズン2は、6人がボートレースをより深く知ってもらおうという趣旨の配信にし、新聞記者さんや元ボートレーサーなど詳しい人に共演してもらって、勉強しながら育てていくというような形で、初心者の人も見て楽しい番組を目指しました。
──ライブ配信だからこそできたこと、こだわったことはありますか?
例えば「特命〜」では部署対抗戦で、一番成績が悪かった子はクビになるという。レギュラーなので、また戻ってくるんですけれど。そういう現場を盛り上げるゲーム性を付加することは視聴者数アップにもつながりますね。「STARS〜」でもファン投票1位、成績優秀者1位にはご褒美で、人前に出て予想会を実施。リアルなイベントへ展開して、ファンに寄り添うことを大切にしました。ライブ配信は特にノリのようなメンバー同士の盛り上がりが視聴者に響くので、作りすぎない良さも必要ですね。
──逆に、番組づくりをしていく上で取り組むべき課題は何でしたか?
「特命~」では、いかに長く興味をそそり続けるコンテンツでいられるか。特命はこういう企画をやるというのが定着していて、視聴者も期待しているところがあり、そういう人気の部分と、マンネリ化している部分とをうまく見極めることが大事かと。「STARS~」では、女の子たちは全くの素人だったので、6時間配信で座っていてメモをしゃべるとか、予想で盛り上げるっていうのは、どうしてもなかなか実際のタレントさんと比べると難しい。頑張ってくれているけれども、そこはいろいろ企画を盛り込まないといけないと思っています。
──様々な課題を解決できた理由、また、今後の展望などをお聞かせください。
弊社はボートレースとのお付き合いが長い分、知見もありますし、公営ギャンブル部署内はもちろん、制作関連は新通コムに作ってもらったり、手配関連は新通エスピーにたのんだりと、大きな新通グループとしてのつながり、しっかりとした体制が整っているからこそ課題をスムーズに解決できたと思います。この件だけに限らず、Webとマスメディアの組み合わせだとか、媒体を選ばないので、どんな展開になっても幅広く対応できて安心です。今後はボートレース尼崎と言えばこの人みたいなイメージキャラクターを定着させたい。「特命~」「STARS~」でもある程度は達成していますが、もっと有名にしたいですね。
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